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  • 2021.10.11

電解水素水が柿の皮の黒変現象を抑制する研究発表!

こんにちは、日本トリムです。

10月に入り、全国的に過ごしやすい気温になってきました。
時折蒸し暑い日も顔を出しますが、朝夕は窓を開けると涼しい風が入ってきますね。
感染対策の換気にもちょうど良く、この季節が大好きという方は多いのではないでしょうか。

さて、秋といえば皆さんは何を思い浮かべますか?
読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋、と色々ありますが、私は断然「食欲の秋」です!
秋刀魚や栗、さつまいもにきのこ類と、旬の美味しい食べ物が多くていつも以上に食卓が楽しいですね。
今回のブログはそんな秋には欠かせない果物「柿」についてのお話です。

autumn-leaves_00014.jpg

日本トリムはパーシモン研究所(代表兼島根大学名誉教授:板村裕之先生)と共同で、電解水素水潅水による柿の果皮黒変の抑制効果とそのメカニズムに関する研究成果を第7回カキ国際シンポジウム(開催日920日~26日)にて発表いたしました。

簡単にいうと、若い柿の木に、電解水素水を与えたところ、柿の皮が黒く変色する現象(黒変)を抑える効果があった、という発表です。
"若い柿の木"?と感じた方がいらっしゃるかもしれません。
「桃栗三年柿八年」ということわざを皆様も聞かれたことがあると思います。
柿は種を植えてから実の収穫まで時間がかかることで有名ですが、実は今回の研究に使われた柿の木は植えて4年の若木なのです。
今の栽培技術は、ここまで早く実が収穫できるようになっているのです!

▼プレスリリースはこちらから
https://www.nihon-trim.co.jp/research/3783/

図1.png

柿(品種/太秋)

図2.png

皮が黒変した太秋

今回の研究に使われた柿は、「太秋(たいしゅう)」という品種で、比較的大玉で果肉が梨のようにさくさくやわらかく、果汁も多いのが特徴です。糖度も1718度ほどと甘く、入っている種も23個ほどと少ない、大変食べやすく人気のあるブランド柿です。
写真のように皮が黒く変色した状態になった果物を見たことはありませんか?
果物の商品価値は「見た目」も大きな要素の一つなので、生産者側にとってはなるべく黒変がない果物を育てることは重要な課題です。

結果として、今回の研究では電解水素水を与えることで、柿の皮の黒変を5分の1程度に抑えることができました。黒変に関する遺伝子の発現量を抑制することができたことで、1kg当たりの平均単価を約27%アップさせるという試算結果も出ました。


写真素材 food.foto

柿に限らず「黒変」という現象は様々な果物で現れるので、日本トリムは他の果物においても同様に研究を進めていきたいと考えています。
本来食べられるのに捨てられてしまうフードロス問題に、昨今関心が集まっています。
食品ロスや規格外野菜は、SDGsのゴール12番の「つくる責任 つかう責任」に関連していて、世界中で取り組むべき課題の1つです。
今回の研究はこういった問題にも大きく貢献できる可能性を秘めていますので、今後の研究結果にも是非ご期待ください。

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